部歌

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東大柔道部部歌

作詞 加藤 正・ 田中 祥堯
作曲 矢野 一郎

一、
ひんがしの野に 春立てば
木々みどりして 花もゆる
つたえもふるき この丘に
友をしたいて 登り来ぬ
汝(なれ)はきかずや わが胸の
あつき血潮の 高鳴るを
二、
青葉のもりに 校塔(あららぎ)の
鎮もるところ 南風(みなみ)ふく
ここ学の府に 先人が
いさおとともに つたえ来し
やわらの道を うけつぎて
励まんことの うれしさや
三、
時うつろいて 赤門の
公孫樹(いちょう)の並木 もみずれば
天いやたかく 気は澄めり
よき時は来ぬ ともがらよ
西にたたかい 北に征(ゆ)き
男児(おのこ)の意気を 揚げもせん
四、
しろがねの雪 降り積みて
北風(きた)すさび吹く あかつきも
天与の使命(つとめ) おもき子が
まことの道を もとめつつ
かたみにきたえ 培いし
ちからもて世に 立たんかな

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